梅田ハードレインに行きました。

うかうかと日々を過ごしていたらば、1月はびゅんと終わって2月ももう半ば過ぎ。
寒さとの付き合い方にも少し慣れ、冬服にも飽き、春を待ち望んで身を縮めている今日この頃です。
夏あくび企画の催しがいくつも開催されたり決定しているにもかかわらず、ブログの日付が1/14で止まったままになっているので、これはいけない、とログインしてみました。時間がかかるかと思いますが、はぐれた時の隙間を埋めるべく、過去の催しについても少しずつ記していきたいなと思っていますので、気長にお付き合いいただけるとうれしいです。



というわけで今日は梅田のハードレインに遊びに行ってきました。
やや遅れ気味で到着すると、ヨヲコヲヨさんの演奏中でした。
今回初めてドラムの人と一緒に出演ということだったのですが、「おばけねこ」という曲の前に「猫が走るようなかんじ(のドラム)でお願いします」と伝えていて、「ふおー」と思いました。そして演奏中に手元を見ると、先っちょが猫の手になっているスティックを使って、色んな叩き方で猫の動きを表現しておられたのが、みていて楽しかったです。あの方はどなただったんだろう・・・なんだかFRATENNのドラムの人を思い出しました。


次は桃ごはんさん。
最近、いろんな人から「おたまトーンほしいねんー」という話を聞いていて、「どんなのなんだろ??」と気になっていたのですが、偶然この日の桃さんがおたまトーンをつかっていて、「あ!(調理器具の)おたまじゃなくて、おたまじゃくしだったんだ・・・」とやっと気付きました。かわいい楽器ですね。
オタマトーン(ホワイト)
「なにもない」という曲(ごめんなさい、曲名間違っているかも)がよいなと思いました。


3組目はヤッホーズ。
myspaceでめっちゃ聞いていて、どんな奇奇怪怪な人達なの?と興味深々でしたが、期待を裏切らない不思議な3人組でした。Jaajaは東欧っぽいですが、たまもどこか東欧っぽい、そしてヤッホーズもなにかしら東欧っぽいのです。うらさみしい日本のメロディーと東欧のメロディーは通づるものがあるのでしょうか。「どぶ川で愛を探す」ていいフレーズですね。


4組目は浜谷俊輔さん。
セットチェンジ中、ああ、誰かの名前を思い出す・・・えっとえっとそうだ、染谷俊だ!染谷俊といえば「洗濯機は俺にまかせろ」という映画好きだったわ・・・と延々妄想していました。富田靖子、いいですよね。
すっかり脱線しましたが、浜谷さんはあまり大阪にはいないタイプの歌い手な気がしました。変なたとえですが、低温で燃える火のような。もっと音を重ねてみたり、色々遊んでみたらより魅力が引き立つかも?と思いました。


そして最後はFUTA9082。
しょっちゅう名前を聞くのに、実は初めて観ました。バンド編成なのかと思っていたら、男女二人でした。諸事情により2曲目までしか見れなかったのですが、一曲目の即興詩のような曲がすごくいいなぁと思いました。頭の中のことを全て言葉に起こしたような感じが、雰囲気は違うけれども今読んでいる小説と共通していておもしろいなぁ、と思いました。
中二階 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)


そんな感じの夜。夜の天満駅前はガールズバーの勢力がすごい。
普段、仕事帰りに梅田まで出るのは億劫だし交通費がかかるし・・と後ろ向きなのですが、街に出ると何かが起こるのだなーと当たり前のことを思ったりしました。たのしい。


(夏のあくびスタッフ・もちこ)